茨城県北をJumieで堪能する企画、その2。
今回は老舗と呼ばれるお店を狙って、茨城の味を堪能する魂胆。
企画その1「気になるスポット巡りと農業体験編」でも触れたが、県の魅力度ランキング最下位は、やはり納得できないと感じた。
景色がきれい、美味しいものが多い、人が優しい。
とてもいい県だ。
太平洋に隣接する県の醍醐味に、水平線から登る日の出がある。
住んでいる人ははあまり意識しないかもしれないけれど、海なし県や日本海側の人がうらやむ光景だ。
せっかくなので早起きをして、広々とした砂浜で日の出を満喫。
心が洗われるようなこの感覚は、ほかでは味わえないのかもしれない。
ふたりで寝ころんでも、フルフラットのシートは寝心地がいい。
快適に移動できる、心地よく寝られる、かわいい。
少人数でアクティブな生活を送りたい人に、Jumpieは最適な車だと思う。
老舗巡りその1-木内酒造さんでお買いもの
「木内酒造」さんは、那珂市にある老舗酒蔵。
江戸時代後半の文政六年(1823年)に酒造りを始めた由緒ある老舗で、門構えも景観も、商品へのこだわりも一級品。
愛らしいフクロウが印象的な「常陸野ネストビール」や、味わい深い米焼酎。
県産品の梅を使った「木内梅酒」に、ただただ美味しい100%純米酒。
晩酌を楽しみにと、ついついお土産をたくさん買ってしまった。
老舗巡りその2-たつご味噌さんで味噌蔵見学
高萩市にある「たつご味噌」さんは、安政元年創業の庭園味噌蔵。
自慢のお味噌もさることながら、森屋敷に囲まれた庭園も見どころのひとだ。
一番人気は、しそ南蛮味噌の「めし泥棒さん」。
調味料としても使えるし、その名の通りご飯のお供としてもやみつきになる一品。
たつご味噌さんでは、味噌蔵見学や味噌づくり体験もできるようだ。
お店の人に頼んで蔵を見せてもらうと、まずその大きさに圧倒される。
「美味しい味噌を作るために…」という話に引き込まれ、ついつい長居をしてしまった。
老舗巡りその3-醸す生食パン工房 うち山さんで「もちもち食パン」を食べる
日立市にある「醸す生食パン工房 うち山」さんは、創業明治5年の老舗味噌蔵が運営する食パン専門店。
地元・茨城で「超」が付くほど有名なお味噌屋さんなのだが、お味噌づくりで培った麹を発酵させる技術をパンに生かし、2019年12月に食パン専門店をオープンしたばかり。
実はこの日立市は、全国的に人口の減少が多いところらしいのだが、そんなことは全く感じさせないほどに、ひっきりなしにお客さんが入ってくる。
そしてパンが美味しい。これは…本当に驚くほど美味しい。
なるほど、絶えずお客さんが入ってくるわけだ。
敷地内には、物産店の「みずきの庄」さんが併設されていて、こちらではお味噌や甘酒などが販売されている。
気になったのは「みそプリン」。その名の通り味噌を使用したプリンなのだが、これがまた美味。
そんなおやつタイムにも、Jumpieは活躍してくれた。
運転席や助手席で窮屈に食べるよりも、美味しいものはゆったりと味わいたい…。そんな願いを叶えてくれる。
Jumpieで茨城県北を巡る「老舗ばかりの食べ歩き編」は、これでおしまい。
また足を運んで、もっといろいろな茨城を知りたいと思う2日間でした。